ちょいと小旅行中だったため、ライブで結果を見る事ができなかったのだが、気になるミニシリーズ/映画部門の結果を数時間後にチェックして大喜び。
『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』("Grey Gardens")が作品賞と主演女優賞(ジェシカ・ラングJessica Lange)、助演男優賞(ケン・ハワードKen Howard)を受賞!
これで、先週発表されたクリエイティブ系部門の受賞3つ(美術、ヘアスタイリング、特殊メイクアップ)を合わせると、全部で6つの受賞だ。
(クリエイティブ関係は先週の日曜日に発表で、全米でのテレビ放映は18日。)
「ありがとう〜」と手を振っているようなビッグ・イーディ(ラング、左)とリトル・イーディ(バリモア、右)
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ところで、今年のミニシリーズ/映画ジャンルの主演女優賞は、誰がとってもおかしくない激戦区だった。
しかも、ノミネートされた女優全てが実在の人物を演じていて、注目のカテゴリーでもある。
ざっとおさらいしておくとこんな感じ。
まずは日本では劇場公開となった『ココ・シャネル』("Coco Chanel " )のシャーリー・マクレーン(Shirley MacLaine)。演じるのはもちろんココ・シャネル役だ。
お次のシガニー・ウィーバーは、"Prayers for Bobby"(原題)で、自分の宗教的不寛容さが原因で、ゲイの息子ボビーを自殺に追いやってしまうゲイ・ライツの活動家の母、メアリー・グリフィスを演じてノミネートだ。
また、日本でも人気のテレビシリーズ、『グレイズ・アナトミー』("Grey's Anatomy")に出演し、ドラマシリーズ部門で助演女優賞にもノミネートされたチャンドラ・ウィルソン(Chandra Wilson)が演じたのは、動物を愛するホームレスの女性、イボンヌ・コールドウェル。
"Accidental Friendship"(原題)は、動物を愛する心を通じて知り合ったホームレスとLAPDの警官との友情物語だ。
この3人に加え、『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』でイーディス・ブーヴィエ・ビール母娘を演じたラングと ドリュー・バリモア(Drew Barrymore)が二人そろってノミネートで、合計5人となる。
残念ながら他の候補者の作品は未見なのだが、ラングと バリモアが見せた実物との酷似ぶりは名人芸の域に達していたし、GGオタクのわたしとしては、やはりラングかバリモアに受賞してもらいたかったので、この結果には万々歳だ。
それに、なんと言っても作品賞の受賞はかなり嬉しい。
しかも、授賞式の壇上に現れたプロデューサー達の中に、この映画の元となったドキュメンタリー映画の監督の一人、アルバート・メイズルス(Albert Maysles)の姿を見つけてさらに嬉しくなったのである。
しかし、残念なのは衣装部門の受賞を逃したこと。
NY Nicheのこちらの記事にも書いたが、『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』の衣装は、文句無く素晴らしい。何と言っても、ドキュメンタリー映画で観たことがあるぞと思わせる衣装が続々と登場するのに、その全てがドキュメンタリー映画の完全コピーではないところがすごいのだ。
実際のリトル・イディが着ていたとしか思えない着こなしが続々と登場する上に、若い頃の服やベルトなど、お気に入りのアイテムが長い間愛用されているところまできちんと見せてくれるのである。
しかし、かなり唸らされたこの衣装を押しのけ、衣装部門を受賞したのは"Little Dorrit"(原題)のPart 3。ディケンズの『リトル・ドリット』(Little Dorrit)をミニシリーズにしたドラマのようだ。
ノミネート作品がたった2つとは言え、ミニシリーズ部門の作品賞も受賞しているのだから、"Little Dorrit"にはちょいと興味をそそられる。
『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』が受賞したのは以下のとおり。
(しかし、この邦題は何度入力しても慣れないぜ。)
- テレビ用映画作品賞 MADE FOR TELEVISION MOVIE
- ミニシリーズ/映画 主演女優賞 ACTRESS IN A MINISERIES OR MOVIE(ジェシカ・ラングJessica Lange)
- ミニシリーズ/映画 助演男優賞 SUPPORTING ACTOR IN A MINISERIES OR MOVIE(ケン・ハワードKen Howard)
- ミニシリーズ/映画 美術賞 ART DIRECTION FOR A MINISERIES OR MOVIE
- ミニシリーズ/映画 ヘアスタイリング賞 HAIRSTYLING FOR A MINISERIES OR MOVIE
- ミニシリーズ/映画 特殊メイクアップ賞 PROSTHETIC MAKEUP FOR A MINISERIES OR MOVIE
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