4/28/2010

ベン・ブラッドリーとGrey Gardensで「2人でお茶を」のチャンス!?

これを読んだことがある人ならば、わたしが2年前にイーストハンプトンにあるお屋敷Grey Gardensを探訪して、オタクな写真を撮影したことは既にご存知だろう。


また、これを読んだことがある人なら、そんなわたしがGrey Gardensの現オーナー夫妻から屋敷にご招待してもらえる日を首を長くして待っていることも既にご存知だろう。

しかし、わたしにとっては不都合なことに、Grey Gardensのオーナーであるワシントン・ポストの元編集主幹ベン・ブラッドリー(Ben Bradlee)とその妻のサリー・クイン(Sally Quinn)は、普段はワシントンDCのジョージタウンにある美しいお屋敷にお住まいだ。

1年のうち11ヶ月間はGrey Gardensを人に貸し、自分たちは夏の1ヶ月しか使わないもんで、わたしがご招待してもらえるチャンスは年に1ヶ月とかなり短く、わたしの首はろくろ首のように長くなるばかり。

そろそろ夏も近づいてきた今日この頃、ベン・ブラッドリーと親しいわたしのお友達くんは、わたしをGrey Gardensに連れて行ってやるというあの約束を覚えているだろうか、などとぼんやり考えていたところ、ブラッドリー夫妻がGrey Gardensのプライベート・ツアーの権利をオークションにかけているという情報が転がり込んできた。

オークションを主催しているのは、オフ・ブロードウェイの非営利劇場であるPlaywrights Horizons

ここは、アメリカの劇作家や作曲家、作詞家に作品を発表するチャンスと場所を提供するすばらしい劇場で、2006年にGrey Gardensを上演して大成功させたところでもある。

そのPlaywrights Horizonsが毎年ファンドレイジングのためにやっているオークションに、今年はブラッドリー夫妻がこの粋なツアーを提供した、ということらしい。

ほほう。

で、気になるお値段だが、現在のところ$1600。
やはりかなりお高い。

しかし、ベ ン・ブラッドリーと言えば、ジャーナリストならば一度は会って話をしてみたいと願う人物の一人。

何を隠そう ジャーナリストでないこのわたしも、学生時代にデイヴィッド・ハルバースタム(David Halberstam)の『メディアの権力』("The Powers That Be") や、ボブ・ウッドワード(Bob Woodward)とカール・バーンスタイン(Carl Bernstein)の『大統領の陰謀』("All the President's Men")を読んで、「カッコいいおっさんだ なー」と憧れた。(もちろんそれには、『大統領の陰謀』の映画版でブラッドリーを演じたジェイソン・ロバーズ(Jason Robards)のイカしたボスのイメージが先にあってこそのお話ではある。)

ブラッドリーにGrey Gardensで会って話ができるかもしれない、と考えるだけでぞくぞくすることは確かで、「1ドル=10円くらいになってくれたら友人の働きを待たずして入札するのになー」と、ついため息がもれる。

しかし、例え富士山が噴火して火山灰をまき散らそうとも、1ドル=10円なんてなりそうにもない。仕方ないので友人に「忘れてないよね?」とメールを送ってつっつきつつ、他のオークションアイテムをチェックする。

いろいろあるぞ。

Grey Gardensがらみでは、ミュージカルを作った作曲家のスコット・フランケル(Scott Frankel)と、ミュージカルで主役2役を演じたクリスティン・エバーソール(Christine Ebersole)とのディナー権がある。

他には、現在ブロードウェイで上演中のマーティン・マクドナー(Martin McDonagh)の新作、"A BEHANDING IN SPOKANE"を見て、その後で芝居に出演しているクリストファー・ウォーケン(Christopher Walken)とゾーイ・カザン(Zoe Kazan)にバックステージを案内してもらう権もあるし、あのスティーブン・ソンドハイムとのディナー権ってなものまである。

さすがに、自分のための新しいミュージカルをソンドハイムに書いてもらうチャンスだけのことはあり(?)、こいつが今のところ一番お高い値段がついている (現在なんと$5200!)。

やはり、これを狙うべきか?

しかし、となると1ドル=10円どころか、1円になってもらわないと無理なんじゃなかろうか?

オークションへの入札は、ニューヨーク時間の29日午後10時まで。
うーん、悩ましい。


*オークションの全てのアイテムはこちらでチェック!



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4 comments:

  1. >自分のための新しいミュージカルをソンドハイムに書いてもらうチャンスだけのことはあり(?)、こいつが今のところ一番お高い値段がついている (現在なんと$5200!)。

    これは(笑)
    亜門さんが落札する(エントリーする?)唯一の日本人かもしれないですね。今、London ですけど。

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  2. @Minnieさん
    結局ソンドハイムとのお食事は$10,800にまでなってびっくりです。
    でも、宮本亜門さんじゃないと思いますよ(笑)
    だって、彼は落札しなくてもソンドハイムとお食事できるでしょうから。

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  3. MinnieMay 3, 2010 06:42 PM

    確かにHot Line 持っているくらいですからね(笑)

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  4. ん?亜門さんがエントリーするかもと思ったのは新しいミュージカルをソンドハイムに書いて貰う権利ですよ~。
    正規のエージェントを通すよりは安いであろうし、そういうJokeが堪らなく好きな人だから。

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